やさしい孫子の兵法(だれでもわかる古典シリーズ)下巻

やさしい孫子の兵法(だれでもわかる古典シリーズ)下巻

古典デフォルメシリーズ「孫子兵法」の下巻。

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前回「やさしい孫子(中巻)」に引き続き、孫子の兵法を、誰でもよめる、わかりやすい言葉にかえて紹介します。

この本の内容は、孫子という人が書いた「成功するためのヒント失敗しないためのヒント」が書かれたノウハウ本です。その考え方は、色々なものごとに当てはめることが出来る便利なヒント集です。むかし書いたことが今でもつかえる古典の名作です。

ガイドの典子
孫子の兵法の本来の意味、または本文と原文に興味が出ましたら、市販の書籍または下のリンクページで確認することができます。

関連:孫子全訳 / 孫子の補足シリーズ

ガイドの典夫
このページでは内容の一部を紹介します。書籍や上のリンクの本文を読めばもっと深いヒントを得ることも出来ますよ!

だれでもわかる やさしい孫子兵法 その10(地形篇)

 孫子のヒント 地形はおおきくわけて6つある。通りのよいもの、障害のあるもの、分かれたもの、せまいもの、けわしいもの、とおいもの。
ガイドの典子
この章ではそれぞれの地形に応じたヒントが書かれています。この地形の特性を自分の置かれた情況として解釈し、ヒントを得ても役に立ちます。

1、通りのよい地形(情況)とは、開けた土地で行動の制限を受けずに自由に動くことが出来る情況をさします。自由に行動できる情況では、相手よりも先に良いところをおさえて、態勢を整えれば有利だと孫子は言います。

2、障害のある地形(情況)とは、行くのはスムーズだけど帰るのが難しい情況をさします。このような情況では、相手の準備が足りない場合を除いて、手を出せば味方にとって不利になると孫子は言います。

3、分かれた地形(情況)とは、味方にも相手にとっても不利な判断の難しい情況をさします。このような情況では、味方は慎重に動いてその場を離れ、相手を誘いだして半分でてきたところ叩くのが有利だと孫子は言います。

4、せまい地形(情況)とは、文字通り狭い土地でさきにその場所をおさえれば相手が入ってこれない情況をさします。このような情況では、さきにその場所をおさえれば有利だと孫子は言います。

5、けわしい地形(情況)とは、高低差の有る土地をさし、高いところを先におさえれば見通しもよく有利だと孫子は言います。

6、とおい地形(情況)とは、味方と相手の両方にとって到着するのに疲れる土地をさし、力が互角な情況であれば戦うのが難しいと孫子は言います。

ガイドの典夫
くっ長い!

これらはつまり「有利な情況で動いて、不利な情況を避ける」という考え方の行動です。

 孫子のヒント 地形を利用すれば有利に行動できる。
ガイドの典子
地形(情況)の特性をよく理解して、それを利用して動けば有利だと孫子は言います。

また、味方に実力があっても動くべき地形(情況)と避けるべき地形(情況)が有ることを知らなければ成功できないとしています。

上手く立ち回るには地形(情況)を理解して適切に行動しないとならないようです。

ガイドの典夫
上手く立ち回るためのコツは、ものごとをよく観察して、特性を利用することです。そのためのヒントが孫子の本文で語られています。

だれでもわかる やさしい孫子兵法 その11(九地篇)

 孫子のヒント 戦場(競いあう情況)はおおきくわけて9つの情況があって、それぞれに対応の仕方がある。
ガイドの典子
1、自領・ホーム。ホームに被害が出ることを心配するので、やる気が下がる。だから戦場にしてはならない。

2、相手の領域・エリアの浅いところ。まだ争いが起こらず気持ちが浮つくので、やる気が安定しない。だから止まってはならない。

3、奪い合う・争点。相手に先にとられた場合には慎重に動かなくてはならない。

4、行き来が便利な開けたところ。分断されないようによくまとまって行動する。

5、中心地。外交を大事にする。

6、重要なところ。獲得する。

7、行動が困難なところ。避ける、すみやかに通り過ぎる。

8、囲まれたところ。工夫をめぐらして上手く立ち回る。

9、絶体絶命のところ。がんばる。

ガイドの典夫
不利な情況におちいっても、準備で実力をたくわえておけば、いざとなったときに抜け出すことが出来ます。

この他に本文では、実にたくさんの具体例があげられています。

だれでもわかる やさしい孫子兵法 その12(火計篇)

 孫子のヒント 急所をせめる。
ガイドの典子
火攻めというと物騒なのでアレですが、ここでも「有利なときに動き、不利な情況では動かない」という考え方が徹底されています。
ガイドの典夫
典夫(のりお)さんの急所は攻めないでください。ダメ絶対。

だれでもわかる やさしい孫子兵法 その13(用間篇)

 孫子のヒント 情報を得ることは大事なこと。
ガイドの典子
孫子は戦がテーマの本なので、情報をスパイをつかって得ることを重要視しています。

情報をつかむことは、判断材料を得ることであり、正しい判断をしやすくなるので、成功につながります。

つまり情報は成功のタネです。

手段はさておき、この「情報をつかむ」ことを重視する考え方は、ほかの色々な分野に活用できる考え方です。

関連:孫子全訳 / 孫子の補足シリーズ

ガイドの典夫
以上でやさしい孫子の兵法はおしまいです。
ガイドの典子
典夫(のりお)くんは孫子のことわかりましたか?
ガイドの典夫
えへへ。よくわかりません。
ガイドの典子
読むたびに違うヒントに気づく事ができるのが古典の魅力です。

もしふたたび孫子について興味がわいたら、書籍やこのサイトなどを読み返してみてください。そのときはきっとヒントが見つかると思います。

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