漢和辞典》新漢語林の3つの使い方と4つの付録の魅力をガイド

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新漢語林の特徴

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でおすすめした「新漢語林」のかんたんな使い方と、付録の魅力についてガイドしていきます。また、便利に使うためのちょっとした知恵も紹介しています。

あらためて「新漢語林」の特徴をあげますと、

 
  • 漢字1万4千語以上、熟語5万語以上を収録
  • B6サイズのコンパクトボディ
  • 検索しやすい工夫が凝らされている
  • ボリュームと質とお値段のバランスがすこぶる良い
  • コラムも充実

という魅力があります。収録されている内容としては、一般社会生活・中学・高校向けとして最適な漢和辞典です。

新漢語林の3つの使い方基本ガイド

新漢語林の3つの基本的な使い方、音訓索引(読み方でさがす)・部首索引(漢字のパーツでさがす)・総画索引(画数でさがす)について解説していきます。

音訓索引 < 部首索引 < 総画索引

の順に面倒さが増しますので、読みが分かる場合は部首で探す必要はありません。簡単に検索できる方法で文字を探してください。

音訓索引(読み方でさがす)

【手順】読み方でさがす → 音訓索引 → そのページまでめくる

新漢語林のラベル

漢字の読み方がわかっている場合は、音訓索引を使って検索します。新漢語林の前半にある「音訓索引」という赤いラベルがあるページがそれです。

梅の漢字がのっているページ

探し方は簡単です。ごく一般的な国語辞典と同じように50音順で探すことができます。例えば「」という漢字について調べたい場合は、訓読みの「うめ」か音読みの「バイ」で漢字を引くことができます。

画像でいうと漢字の下に表記されている「七四一」の数字が、文字が載っているページ数をあらわしています。表記の通り741ページに移動すると「梅」の漢字についての情報がわかります。

部首索引(漢字のパーツでさがす)

【手順】漢字のパーツ・部首でさがす → 部首索引 → そのページまでめくる

部首索引

漢字の形だけわかっている場合は、部首索引(付録の部首名索引でもOK)を使って検索します。表紙をめくるとあらわれる最初のページがそれです。部首というのは漢字を構成しているパーツのことをいい、そのパーツから漢字を検索することができる機能が部首索引です。

きへんがのっているページ

探し方はちょっとだけ手間がいります。たとえば「」という漢字について調べたい場合は、梅の字を構成しているうちの、代表的な部首である「木・きへん」を部首索引のページから探します。

画像でいうと711の数字が「木・きへん」の漢字がリストアップされているページだということを示しています。それを手がかりにページをパラパラめくっていると、やがて「梅」のページにたどり着く、という仕組みです。

■ 部首+それ以外の画数で時間短縮

耳の部分の機能

部首だけで探すのはちょっと面倒という方のために、新漢語林では部首以外の画数で絞り込み検索する機能が備わっています。

辞書の耳の部分に注目すると、部首と画数が表示されていることにお気づきいただけると思います。

画像でいうと木部というのが部首名で、画数は部首以外の部分の画数をあらわしています。たとえば「梅」から木の部首を除くと「毎」になり、この部分の画数は6画ですから、木部の6画で検索するとスピーディーに探せます。

このようにページ全体を探さなくても、この耳の部分の情報から手早く検索することもできます。地味な機能ですが、これを利用するか利用しないかで大きく検索速度に差がつきます。

総画索引(画数でさがす)

【手順】漢字の画数でさがす → 総画索引 → そのページまでめくる

総画索引ラベル

漢字全体の画数がわかっているときには、総画索引を使って検索します。巻末の「総画索引」という赤いラベルがついているページがそれです。

読み方がわからない+どの部首で検索すれば良いか分からない場合に有効な索引方法です。最終手段的な検索方法なので、探し出すのは結構大変です。

総画索引から梅を探す

探す方法はいたってシンプルです。お目当ての漢字の画数で探すだけです。ただし、ほぼ単純な漢字リストから探すことになるので、かなり目が疲れる作業になります。

リストの内、赤字はよく使う漢字、黒字は難しい漢字であることを示しています。この特徴を手がかりにすることで、すこしだけ目の負担を軽くすることができます。

たとえば「梅」の字は常用漢字ですから、赤字で表記されています。

新漢語林の4つの付録の魅力をガイド

付録の内、4つのおすすめ要素の魅力について解説していきます。

【付録】常用漢字一覧(よく使う漢字をさがす)

新漢語林は、一般社会生活と中学・高校向けにカスタマイズされた、一般向けモデルの漢和辞典です。一般生活でよく使うのは、よく使う漢字、常用漢字であります。

新漢語林では、難しい漢字をしっかり扱いながら、一般生活でよく使う常用漢字もフォローし、それを探しやすくする機能も備えています。

新漢語林(第二版1刷)でいうと1698ページ辺りに常用漢字一覧の付録があり、そこでは常用漢字だけから音訓索引することが出来ます。つまり探すための負担が軽くなる工夫が凝らされているということです。かんたんな漢字はこちらから探すと、よりスピーディーに検索できます。

部首名索引カードを栞にしている例

欠点はこのページが分かりにくい部分に存在している所です。そこで、ここに付録の部首名索引カードを挟めておくと、栞代わりにもなるし、カード紛失の予防にもなり便利です。あるいはここにインデックスシールを貼っておくのも便利です。

(部首名索引カード自体は、表紙とポリ製の表紙カバーの間に挟めておくのが、カードを落としにくい一番良い保管方法です。)

【付録】中国学芸年表(さらっと通史を把握する)

付録として年表が付いています。この付録では、時代を追いながら、それぞれに対応する王名・年号・干支・日本を含む世界情勢を把握することができます。

普通科高校の参考書レベルの情報を含み、一般生活でさらっと概要を掴むのに十分な詳しさを備えています。

【付録】年号表(西暦と年号と時代を把握する)

日本と中国、それぞれの年号を網羅し、それらを検索できる付録がついています。王名・帝名・王朝名・西暦・支配期間もわかります。いざ調べようと思うと、意外と面倒だったりするので、この付録は地味に便利です。

【付録】コラム(歴史と文法についての解説)

コラムをちら見

新漢語林は、通常の辞典機能だけでなくコラム記事も充実しています。これは歴史や漢文法などについて知識を広げたり、または再確認するのに有効な機能でありまして、内容としては学生が読んでも大人が読んでも役立つものです。

まとめ

このように、検索しやすい工夫が散りばめられ、古典漢字の理解を助けてくれる機能が備わり、しかもお値段控えめなバランスの良い漢和辞典が「新漢語林」の魅力なのであります。

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